離断性骨軟骨炎|野球肘・外側の痛みと競技復帰について
成長期・野球肘の外側障害
「離断性骨軟骨炎と言われた」
「何か月も投げられないと言われた」
「痛くないのに、まだ投げたらダメ?」
上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎は、 成長期の野球選手でみられる肘の障害です。
特に難しいのは、 痛みの強さだけでは状態を判断できないことです。
休んでいる間にできることは?
競技復帰のために何を準備すればいい?
整体院誠では、 この障害については 「早く投げること」より、骨・軟骨の状態を守ることを優先します。
そのうえで、 投球を休んでいる期間を無駄にせず、 競技復帰に向けた身体の準備を一緒に進めます。
CHECK
こんな症状・状況はありませんか?
- 肘の外側が痛い
- 強く投げると肘が痛む
- 投げ終わりに肘が痛い
- 肘が最後まで伸びにくい
- 肘を曲げ伸ばしすると引っかかる
- 肘がロックするような感じがある
- 痛みは少ないが検診で異常を指摘された
- 離断性骨軟骨炎と言われ投球を休んでいる
- いつ競技に戻れるのか分からない
OSTEOCHONDRITIS DISSECANS
離断性骨軟骨炎とは?
野球肘は大きく、 肘の内側・外側・後方に症状が出るものがあります。
上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎は、 その中でも肘の外側に起こる障害の一つです。
投球を繰り返す中で、 肘の外側にある骨や軟骨に負担が加わり、 病変が生じます。
特に成長期の選手では、 早い段階で状態を見つけることが大切です。
NO PAIN?
「痛くないから大丈夫」とは限りません
この障害で特に知っておいてほしいのが、 痛みがほとんどない状態でも病変が見つかることがある ということです。
実際に、 野球肘検診などで、 本人はほとんど痛みを感じていないのに 離断性骨軟骨炎が見つかるケースがあります。
痛みがなくなったことだけで、 投球再開を判断しないことが大切です。
肘の骨・軟骨が現在どのような状態なのか。
そこを医療機関で確認しながら 投球再開の時期を決めます。
FIRST STEP
まず、医療機関で骨・軟骨の状態を確認してください
離断性骨軟骨炎が疑われる場合や、 すでに診断されている場合は、 整形外科などで状態を確認することが重要です。
病期や病変の範囲によって、 保存療法で経過を見る場合もあれば、 手術が検討される場合もあります。
また、 病期をより正確に把握するため、 レントゲンだけでなく超音波、MRI、CTなどを含めて評価される場合があります。
整体院誠では、 離断性骨軟骨炎の診断・病期判定・投球再開の医学的許可は行いません。
IMPORTANT
この時期は「痛みを取って投げる」ことを目標にしません
肘が痛い選手を見ると、 少しでも早く痛みを和らげてあげたい。
それは整体院誠でも同じです。
ただし、 離断性骨軟骨炎については、 痛みが軽くなったことだけを理由に投球を再開することは考えません。
今は投げない方がいい時期なら、
投げないことも競技復帰のための大切な選択です。
骨・軟骨を守るべき時期は守る。
その代わり、 「投げられないから何もできない」 とは考えません。
WHAT WE CAN DO
投げられない期間に、整体院誠でできること
肘を休めている時間も、 競技復帰に向けた準備期間にできます。
肩・肩甲骨・胸郭・股関節など、 投球に必要な身体の動きを確認します。
患部を守りながら、 今できる範囲で身体の動きを整えていきます。
投手・捕手の兼任、 連投、練習量など、 肘への負荷につながっていた要素も確認します。
投球再開の許可が出た時に、 いきなり元の状態へ戻すのではなく、 段階的に投げられる身体を準備します。
投球できる段階になってから、 必要に応じて投球・送球動作も確認します。
OUR APPROACH
肘だけを見ない。
投球で肘に負担がかかるからといって、 「肘だけを治せばいい」とは考えていません。
投球は、 全身を使って行う動作です。
- 肩関節の動き
- 肩甲骨の動き
- 胸郭の回旋
- 股関節の動き
- 体幹の使い方
- 左右差
- 投球量・練習量
- ポジション
投げ方だけを直すのではなく、
その投げ方ができる身体の準備まで考えます。
ただし、 この障害ではまず骨・軟骨の状態が最優先です。
投球フォームを見るのは、 投げてよい段階になってからです。
RETURN TO PLAY
投球再開は、医療機関の判断を踏まえて段階的に
投球再開の許可が出ても、 その日から元の球数・強度で投げるわけではありません。
身体の状態を確認しながら、 少しずつ投球負荷を戻していきます。
投げている時だけではなく、 その日の夜や翌日の肘の状態も確認しながら進めます。
IMPORTANT GAME
「大会が近い。どうしても投げたい」
その気持ちはよく分かります。
最後の大会や、 大切な試合であればなおさらです。
ただ、 離断性骨軟骨炎については 「痛くないから少しだけなら」と自己判断で投げることはおすすめしません。
骨・軟骨の状態を確認したうえで、 今できる身体の準備や、 復帰までの道筋を一緒に整理します。
EARLY DETECTION
痛くなってからではなく、痛みが出る前から身体を見る
離断性骨軟骨炎は、 必ず強い痛みから始まるわけではありません。
だからこそ、 成長期の野球選手では 「痛くないから大丈夫」 だけで判断しないことが大切です。
- 肘が以前より伸びにくい
- 練習後に肘が張る
- 身体が硬くなってきた
- 肩や股関節が動きにくい
- 投球時に力むようになった
- 球数が増えている
- 投手・捕手を兼任している
こうした身体や練習環境の変化を、 痛みが強くなる前から確認しておくことも大切です。
痛みがない時のコンディショニングも、
野球を長く続けるための準備です。
BASEBALL ELBOW
肘の内側・後ろが痛い場合は?
野球肘には、 離断性骨軟骨炎以外にも 内側や後方に症状が出るものがあります。
野球肘のページを見る →BEYOND RECOVERY
目標は、画像が良くなることだけではありません
骨・軟骨の状態を回復させることは、 この障害ではとても大切です。
でも野球選手なら、 その先に 「また野球をする」があります。
競技復帰。
再発予防。
そして、その先のパフォーマンスへ。
投げられる状態になったあと、 安心して野球を続けられる身体まで考えていきます。
DIRECTOR
院長 萩原 誠
元プロ野球選手 / 柔道整復師
京都大学硬式野球部トレーナー経験
成長期の選手にとって、 何か月も投げられない時間は本当につらいと思います。
だからこそ、 「少しくらいなら投げてもいい」と簡単には言いたくありません。
守るべき時期は、しっかり守る。
その代わり、 投げられない時間にできること、 そして競技に戻るために必要なことを一緒に考えていきます。
まずはご相談ください
「離断性骨軟骨炎と言われたけど、何をしたらいい?」
「投げられない期間にできることを知りたい」
「いつ復帰できるのか不安」
「投球再開後の身体も見てほしい」
という段階でも大丈夫です。
施術中は電話に出られない場合があります。
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